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違反転用事案相次ぐ。

勝手に田んぼや畑を埋めちゃった。というお話。

頻繁に登場する「違反転用」という言葉。
当事務所のホームページをご覧いただいている方にとっては馴染みの言葉かもしれません。

田んぼや畑は勝手に埋め立てることはできません。
地域によって必要な手続きは違いますが、農地転用の許可や届出が必要です。

ここ最近農地転用のご相談をいただくことが多いのですが、土を入れて埋めてしまっていたり建物が建っていたり意図せず「違反転用」になってしまっている田んぼや畑が見受けられます。

「いつ頃からどんな経緯でこうなってるのか何かご存じですか?」とお聞きすると、「ずっと前からこうだった。」というお答えがほとんどです。
どうやらご相談いただいたご本人がされたわけではなく先代の方や前の所有者の方が埋め立ててしまったようです。

ご本人からすると自分が埋め立てたりしたわけでもないのにどうして「あなたは農地法に違反してますね。」なんて言われなきゃいけないんだろう?と思うのも無理はありません。

ですが違反転用の状態をそのままほっておくわけにもいかないので「原状回復(元の田んぼや畑に戻す。)」か「後付けで認めてもらう。」ということを考えていかないといけません。

数日前にも書きましたが、違反転用に対して行政側はかなり厳しい対応を取ろうとしています。
市役所などで打ち合わせをしていても今までとは姿勢が違ってきたなと感じます。

一度ご自身の田んぼや畑を確認していただいて、おかしいなと感じたら専門家にご相談くださいね。小さな違反でも後々大きな問題に発展することも考えられますので…

▲違反転用に対して行政側はかなり厳しい対応を取るようです。ご注意を。
2025/10/17
土地家屋調査士・行政書士 松景事務所
富山県富山市向新庄町4-12-2