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お家の中の物を片付けるのも立派な終活です

こんにちは、ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

今日は「終活」のお話です。
「終活」と聞いて真っ先に思いつくのはエンディングノートではないでしょうか?
ご自身のこと、財産のこと、ご家族へのメッセージなどを書き込んでいくものですよね。

ところが何をどう書いていいのかわからなかったり途中でめんどくさくなってしまったりして挫折してしまって終活をやめてしまったという声をお聞きします。

それでしたらエンディングノートはぼちぼち書くことにして、お家の中の片づけから始めてみてはいかがでしょう?
使わなくなった物をゴミの日に出すだけじゃなくて、フリマサイトに出品して売れたお金で好きなことをするというふうに楽しみながら終活をされている方もいらっしゃいます。

つかご自身が旅立ったあと相続された方がお家を手放そうとした場合、建物がある状態で手放すにしても更地にして手放すにしてもお家の中のものを処分しないといけません。

相続された方がご自身で片づけるのはとても大変ですし、専門の業者さんにお願いすれば当然費用がかかってしまいます。

以前、相続した後ご自分で片づけをされている方にお会いしたことがありますが、お家の中の物が多くてとても大変そうでした。
中には掛け軸や骨とう品のようなものも残されていたのですが、価値がわからないので捨てていいものかどうか悩んでおられました。
思い出の詰まった物もあってなかなか捨てられなくて片づけが進まなかったそうです。

また解体して売却される方にもお会いしましたが、お家の中の物がそのまま残っていたので解体費用のほかにお家の中の物の処分費用が重なって数百万円の出費になってしまったそうです。
費用は売却代金から賄えたそうですが、もしも売却代金よりも費用がかかったとするとその分は相続された方の手出しになってしまいます。

こういったことを考えると、ご自身がお元気なときにお家の中の片づけをしておくのも立派な終活だと思っています。
片づけをされていく中でエンディングノートにこんなことを書いておこうっていうことを発見できるかもしれません。

終活しなきゃ!と思うことはとっても大事ですが、根詰めると途中で挫折してしまうかもしれません。
まずはできることからスタートしてみませんか?

▲お家の中の物を片付けて終活を楽しみましょう
2024/5/30
土地家屋調査士・行政書士 松景事務所
富山県富山市向新庄町4-12-2